【選手名鑑 3】遠藤大由(前編)

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選手名鑑
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こんにちは!

寒くなったり暖かくなったり体調を崩しやすい時期ですが、皆さんいかがお過ごしですか?少しずつ暖かくなってきて、バドミントンも楽しみやすい季節になってきましたね。

今回のバドミントン選手名鑑では、日本代表のベテラン遠藤大由選手をご紹介したいと思います!

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プロフィール

  • 生年月日:1986年12月16日
  • 出生地:日本、埼玉県
  • 種目:男子ダブルス
  • 世界ランキング:最高2位(ペア:早川賢一)
  • 利き手:右
  • 使用ラケット:YONEX ASTROX 100 ZZ

遠藤選手は2010年に日本代表に選出されてから現在に至るまで、日本のトッププレイヤーとしてプレーし続けています。今では代表最年長となってしまい、同年代の選手が引退してしまうなど、少し寂しがっているようです笑

遠藤選手がバドミントンを始めたのは小学1年生の頃で。始めたきっかけはなんとなくだそうです。小学5年生の時に全国小学生大会のシングルスでベスト8になりました。準々決勝で負けた相手が、後のペアとなる早川選手だったそうです。

中学卒業後は埼玉県の小松原高校に進学し、高校3年生の時にインターハイのダブルスで優勝を果たします。流石にインターハイの映像を見たことはないですね・・・

どなたかご存知だったら見せていただきたいです笑

遠藤選手が高校生の頃はまだサーブ権制だったはずなので、相当しんどかったんじゃないでしょうか?

これまでの戦歴

大学は2005年に日本体育大学に進学しています。2006年にはインカレのシングルスで優勝(決勝の相手は数野健太選手)、2007年にはインカレ シングルス準優勝(優勝は古材和輝選手)、ダブルスベスト4(ペアは山田和司選手)を果たしています。そうそうたる相手ですよね!理由はよくわかりませんが2008年のインカレは遠藤選手は棄権されているみたいです。

今ではダブルスプレーヤーとして活躍していますが、学生時代はシングルスでも日本トップの成績を残していたんですね。

大学卒業後の2009年に日本ユニシスに入社し、2010年からは早川賢一選手とペアを組むようになります。2010年の全日本社会人大会で男子ダブルスを制すると、その年の全日本総合選手権でベスト4、翌年は準優勝を果たします。

2010年全日本社会人のときの遠藤・早川ペア

2010年全日本社会人のときの遠藤・早川ペア(SMASH.NETより引用)

遠藤選手、若々しいですね!

国内の熾烈な代表争いの末、2012年のロンドン五輪出場はNTT東日本の佐藤・川前ペアが獲得し、遠藤・早川ペアは惜しくも五輪出場を逃すことになってしまいました。このときの代表権争いは本当にギリギリで、佐藤・川前ペア(世界ランク11位)、平田・橋本ペア(世界ランク12位)、遠藤・早川ペア(世界ランク14位、どれも2012年5月3日付のもの)という本当に僅差の戦いでした。

惜しくも五輪代表はのがしてしまいましたが、その年の全日本総合選手権男子ダブルスで初優勝。とうとう日本の頂点へ上り詰めます。その後全日本総合選手権は2014年まで遠藤・早川ペアは3連覇をなし遂げます。

本格的に遠藤・早川ペアのブレークが始まるのは2014年シーズンからです。この年のトマスカップで日本男子チームは初優勝を飾りますが、遠藤・早川ペアは初優勝に大きく貢献します。決勝のマレーシア戦でトップダブルスとして出場した2人のパフォーマンスは素晴らしいものでした。

ファイナルセットの最後のラリーは必見です!

その後も国際大会では何度も決勝の舞台に勝ち進みました。2013年、2014年、2016年の全英オープンは準優勝。結局大きな大会では遠藤・早川ペアとしては優勝することは叶いませんでした。非常に悔しい思いをされたんだと思います。

そして2016年のリオ五輪への出場権を獲得した遠藤選手たちは、予選リーグで強敵かつ世界ランクでも格上の中国ペア(Chai Biao/Hong Wei)とインドネシアペア(Mohammad Ahsan/Hendra Setiawan)を下し見事決勝トーナメント進出を果たしました。

しかし、決勝トーナメントに向けた練習中に早川選手が腰の故障を起こしてしまい、準々決勝で惜しくも敗退。ベスト8で五輪を終えることになりました。予選リーグでのパフォーマンスをみるとメダル区獲得も十分ありうる内容だっただけに、非常に残念でした。準々決勝後の遠藤選手、早川選手のインタビューが印象的でしたね。

2017年のS/Jリーグでの出場を最後に、早川選手が現役を引退、遠藤選手は年下の渡辺勇太選手と新たにペアを組むことになりました。

長くなってしまったので、遠藤・渡辺ペアでの成績は別の記事で紹介していこうと思います!

ひとまずここまでご覧いただきありがとうございました!後編へ続く

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