バドミントンルールの改正!チャレンジ制度やメディカルタイムアウトルールが変更に

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今年の2月にバドミントンのルールが微妙に変更になってたみたいです。
BWFからのアナウンスはなかったようですが。。。あんまり気づいていないひとが多いんじゃないでしょうか。

どうも選手自身も、さらには審判も変更があったことを知らないみたいですね。

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ルール改正

ルールが変わったのは2020年の2月のこと。主に3点のルールが改正されたみたいです。

  • 線審とチャレンジ制度に関するルール変更
  • メディカルタイムアウトに関するルール変更
  • ユニフォームに関するルール変更

さて1つずつ内容をみていきましょう!

線審・チャレンジに関するルール変更

2014年頃からビデオ判定によるチャレンジシステムがバドミントン にも導入されましたが、線審の判定の直後にチャレンジの要求を出さないといけないというルールがありました。線審が「アウト!」と判定して不服があったらすぐにチャレンジしないといけなかったんですね。

なので、そのルールだとこんな状況がありえました。

線審
線審

インです!

選手
選手

ラインギリギリだったけど

インだったしチャレンジしなくていいや!

線審
線審

(うーん、やっぱりアウトっぽいしアウトにしよ)

アウトです!

選手
選手

(気づいてない)

選手
選手

あれ、アウト判定変わったの!?じゃあチャレンジします!

主審
主審

チャレンジ遅かったんでダメです

とこんな感じで、線審の判定が変わったことに気づかないとチャレンジできなくなるケースがあったんですね。酷いもんですね!

2020年の全英オープン、アクセルセン対シーユーチーの試合でそんなことが起きてしまいました。

40:00くらいの2セット目12-5でアクセルセンがリードしているラリーです。

これはちょっとかわいそうですよね!試合に集中していたらなかなかジャッジが変わったことって気づけませんからね。

ルール改正では次のように改められました。

線審が最初の判定を変えたり、主審が判定を覆した場合は、主審は選手たちに判定が変わったこを通知する義務があり、通知を聞いた直後であればチャレンジをすることができる

 

なので、さっきの場面は新しいルールだとこんな感じになるわけです。

線審
線審

インです!

選手
選手

ラインギリギリだったけど

インだったしチャレンジしなくていいや!

線審
線審

(うーん、やっぱりアウトっぽいしアウトにしよ)

アウトです!

主審
主審

選手の皆さん!判定変わったんで注意してください!

選手
選手

え!アウトだったの!?それならチャレンジします!

主審
主審

OK

平和に解決ですね。

ちなみに全英オープンのアクセルセン対シーユーチーの試合はルール改正後だったのに、シー選手はチャレンジを認められませんでした。

アクセルセン選手も「いやいやそれはないだろチャレンジさせなよ」と主審に詰め寄っていますが、結局ダメだったみたいですね。

やらかしてしまった主審はベルギーのロバートソンさんという方でした。現在はゲント大学でスポーツ科学などの博士課程にいらっしゃるみたいです。

ちなみにロバートソンさんですが、同じ全英オープンの混合ダブルス決勝ではサービスジャッジをしています。そのときはインドネシアのジョーダン選手にめっちゃ文句を言われていました。

全英オープンで審判をするのは初めてだったんですかね。ちょっとミスが目立っていましたね〜

審判のミスで不利になるのは選手なので、なるべくないようにして欲しいですね。ミスがあったら降格処分にするとかあるといいんですが。

BWFはバドミントンをもっと普及させようと色々頑張っているんですが、まずは競技運営のレベルを上げるのが先決かなと思います。

メディカルタイムアウトは試合につき1回まで

  • 線審とチャレンジ制度に関するルール変更
  • メディカルタイムアウトに関するルール変更
  • ユニフォームに関するルール変更

主要な変更点その2です。
バドミントンはハードなスポーツなので、試合中に怪我をしたり痙攣が起きてしまってプレー続行不可能になる場合があります。

そんなときはドクターを呼んでもらって治療を受けることができるんですが、ルール改正で試合につき1回までしか呼ぶことができなくなってしまいました。

痙攣シーンで有名なのは2013年世界選手権男子シングルス決勝ですよね。ファイナルセット終盤でリーチョンウェイ選手が痙攣を起こし、治療を受けるシーンがありました。

1:34:50くらいからのシーンですね。

新ルールでは治療は1回しか受けられないので、治療を受けて治らなかったら棄権せざるを得ないということですね。

上の動画だとリー・チョンウェイ選手は2回治療を受けていますが、新ルールではダメということです。

BWFとしては、試合の遅れをなるべく少なくしたいという意図があるようですが、選手の立場を考えてない改定かな〜と思ってしまいます・・・

相手と同じユニフォームを着てもよい(条件あり)

これまでのルールでは、試合をする相手同士は異なる色のユニフォームを着なければいけませんでいた。

なので、相手が赤色を着ていたら自分は赤色は切ることができず、青色の服を着る必要がありました。

ルール改正後は、パンツの色が違っていれば上の色が同じでもOKになったようです。上下とも同じ色になってしまうのは改正後のルールでも禁止です。

まとめ

2020年2月に改定されたルールについて主な3つの点

  • 線審とチャレンジ制度に関するルール変更
  • メディカルタイムアウトに関するルール変更
  • ユニフォームに関するルール変更

について説明しました!一番影響が大きいルール改定は1番のものですね。コロナの影響が収まって試合が再開したら、新しいルールがちゃんと適応されているかどうかチェックしてみてください!

今日の元ネタ動画です↓
英語の動画ですがよくまとまっています!こちらも合わせてどうぞ!

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