以前、エアーシャトルという商品が5月末ごろに販売されるぞという記事を紹介しました。
エアーシャトルとは、外でもバドミントンが出来るように新しく開発されたシャトルで、風の中でも安定して飛ぶことが可能です。
BWFは、バドミントンを外でもプレー出来るようにし、バドミントンのさらなる普及を目指しこのエアーシャトルを開発しています。
その外で出来るバドミントンがエアーバドミントンと呼ばれる新しいスポーツなんです!
実際外でバドミントンができるようになったらめちゃくちゃ楽しそうですよね!!
風を読みながら試合をするなど、今までにない戦略が求められそうです!
今日はエアーバドミントンをBWFが発表したときの公式ページを紹介したいと思います。
エアバドミントンのルールに関してはこちらのページをご覧ください。
エアーバドミントン
AIRBADMINTON – THE NEW OUTDOOR GAME
世界バドミントン連盟(BWF)とHSBCは共同で新しい屋外スポーツを発表します。エアーバドミントンと呼ばれる、エアーシャトルという全く新しいシャトルコックを使うスポーツです。発表式は本日未明、中国・広州にある天河(Tianhe)体育館の屋外で執り行われました。
エアーバドミントンはBWFのグローバルデベロップメント・パートナーであるHSBCと合同で推し進めた新しい、意欲的なプロジェクトで、世界中の公園や庭、道路、浜辺で、地面がアスファルトであろうが、芝生や土であろうがバドミントンを楽しめる機会を人々に与えるためのプロジェクトとして生まれました。
このプロジェクトの開発には5年の歳月がかかりました。全く新しいタイプの屋外用シャトルコックを開発というビジョンがあったのです。屋外でのバドミントンを楽しめるように、新しいシャトルコックは、耐久性と安定性、そして風への耐久性を高めたものです。
BWFの会長であり、1996年のアトランタオリンピック男子シングルス金メダリストのポール・エリック・ホイヤーはエアバドミントンを公式に発表し、「エアバドミントンは、競技バドミントンの新しい魅力的な形への扉を開くとともに、バドミントンへの参加を世界的に推し進めるための道を提供する」と述べました。
「これはバドミントンにとって重大な時だ。戦略的に言えば、エアーバドミントンによって一人でも多くのひとにバドミントンラケットを手に取ってもらうという私達の目的を達成することができるでしょう。
多くの人にとってバドミントンを初めて経験したのが屋外であるということを踏まえると、エアバードミントンとエアーシャトルによって、より一層簡単にバドミントンを始めることが出来るようになるのです。
将来的には、エアーバドミントンはエキサイティングなバドミントンの側面としてみています。この目的としては、より多くの人により多くの場所でバドミントンをプレーしてもらうことです」とホイヤー。
HSBCのジョナタン・キャスルマン(1996年アトランタオリンピック男子シングルス銀メダリストで現中国パラバドミントン代表のヘッドコーチ)、ドン・ジョン(アテネオリンピック金メダリスト)、ヤン・ウェイ(2009年女子シングルス世界チャンピオン)、リュウ・ラン、チェン・ジン(2010年男子シングルス世界チャンピオン)の5人が発表式に参加しました。
「HSBCはこの大切な機会にBWFとパートナーを組んでいることを嬉しく思います」とキャッスルマンは述べました。
「エアバドミントンによって、より多くの人々がバドミントンを楽しめるようになることをHSBCは嬉しく思います。どの年代においてもスポーツに参加することで、健康・幸福・他社との交流が向上することを何度も見てきました。エアーバドミントンはこれに関して大切な役割を果たすでしょう。私達は、このプログラムがこの地域のコミュニティ、そしてその先のコミュニティにもたらす持続的な恩恵を楽しみにしています」とキャッスルマン。
1996年アトランタオリンピックでホイヤーの対戦相手であったドン・ジョンは次のように述べました:「こればバドミントンにとって非常にエキサイティングです。ここ中国そして世界中で素晴らしい可能性を秘めていると思います。それに、これは包括的なスポーツで、ハンディキャップのある人々での楽しむことが出来ます」
発表式は中国バドミントン協会(CBA)と広州スポーツ局(GSB)のパートナーのもと行われました。
バドミントンは人気があり楽しく、包括的なスポーツで世界中で3億人以上の競技者がいます。実際、1時間バドミントンをすることで450カロリー以上を消費することが出来るのです(リンク)。
新しい研究はさらに、バドミントンのような社会的つながりを強化するラケットスポーツに参加することで、最大で9年ほど寿命が伸びることを示しています。
より多くの場所、多くの人にバドミントンの楽しい経験を積んでもらい、これらの健康面、社会面の恩恵を促進していく。これがエアバドミントンの根底にある目的です。
BWFは現在、エアーシャトルの生産・販売に向け多くのスポーツメーカーと協力をしています。最終的なエアーシャトルの性能目標は、風速3メートルのなかでもプレーが出来るようになることです。
エアーバドミントンの試合は屋外スポーツにふさわしく、アスファルトや芝生、砂の地面でプレーが可能です。
より詳しくはエアーバドミントンのサイト(英語)をご覧ください。
余談
余談ですが、インドネシア男子ダブルス選手であるモハマド・アッサン選手が以前自身のインスタグラムで外でスマッシュの練習をしている動画をアップロードしていました。
アッサン選手のインスタグラムはこちらから。
この動画だとハッキリとはわかりませんが、もしかするとトレーニングにエアーシャトルを使っているのかもしれません。インドネシアは色んな所にコートが設置されていていいですね!日本だと体育館くらいしかありませんからね。
それにしても水たまりのある中でバドミントンの練習をするって怖い…笑
コメント