’10年代男子ダブルスに影響を持った選手たち

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BWFの動画をチェックしていたら、面白い特集を見つけました。

英語の動画でちょっとわかりにくいかもしれませんが、面白かったので簡単にまとめておきます。

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BWF Game Changers of 2010s | Men’s Doubles

Game changerとは、試合の流れを変えるほど大きな影響を持った選手のことです。動画の意味合いとしては、2010年代の男子ダブルス界において、戦略面やプレースタイル面などで他の選手に大きな影響を与えたペア、という感じです。

動画を見る前に、ぜひどのペアがノミネートされているか予想してから見ると面白いです笑

簡単なまとめ

簡単に動画の内容をまとめておきます。

 

まず最初は中国のカイユン/フー・ハイファンです。北京では銀、ロンドンで金をとり、世界選手権は3連覇を含む計4度の優勝。2005~2012年あたりに世界を席巻したペアですね。

カイユンが前衛でラリーを組み立て、フー・ハイファンが後衛でスマッシュを打ちまくるというスタイルです。ディフェンスから攻撃へのスイッチが凄い綺麗なペアです。

動画で初めて知ったのですが、カイユンって21歳の時に心臓の手術をしてたんですね。それを乗り越え選手として成功していて、よりほかのプレイヤーへの影響力もあったと語られています。

 

 

2ペア目はインドネシアのアッサン/セティアワンです。今も現役のペアですね。日本のペアと対戦することも多いので、日本ファンにとっても馴染み深いのではないでしょうか。

12年近く世界のトップで戦っており、彼らの活躍を見て、ダブルスプレイヤーを目指す子供たちが増えたのだとか。2019年も世界選手権で優勝するなど、年齢を重ねても世界のトップで戦えることを身をもって示しているペアですね。

 

 

3ペア目は同じくインドネシアのギデオン/スカムルジョです。2017年頃からずっと世界ランキング1位をキープし続けているペアです。彼らが世界のトップに現れたのは2016年の終わり頃で、男子ダブルス界を席巻し始めた2017年からは、完全にダブルスのレベルが1段階上がりました。

ドライブ戦やネット前での攻防で、これまでにない速さを導入したペアで、2017年以降はほかのプレイヤーに大きな影響を与えているのはみなさんご存じのとおりです。

 

4ペア目は、デンマークのボー/モーゲンセンです。アジア勢が強いバドミントンで、貴重なヨーロッパ勢力でした。ロンドンでは銀メダルを獲得していますね。ペアの組み換えってダブルスではよくあるんですが、このペアは2004年からずっと同じペアで国際大会に出場しています。

さらに、2004年から引退するまでの2018年にわたり、毎年スーパーシリーズやワールドツアーといったランクの高い国際試合の決勝に進出していたそうです(知らなかった)。2018年は全英OPの決勝まで勝ち上がってましたね。これほど息の長くかつ高い実力を保持しているペアは他にいません。

 

最後の5ペア目は、韓国のイ・ヨンデ/ユ・ヨンソンです。二人とも別のペアで国際大会に出場していましたが(例えばイ・ヨンデは2012年のロンドンにジュン・ジェサンと出ており、ユ・ヨンソンはコ・スンヒョンと2011年の世界選手権で準優勝している)、2013年にペアを結成しました。

2016年にペアを解消するまで約3年ほど試合に出ていたのですが、出場した42大会のうち25大会で決勝に進み20回優勝している、あり得んほど強いペアです。世界ランキングも117週連続で1位でした。

守備主体のペアでしたが、イ・ヨンデのレシーブは絶妙ですね。いまだに動画をみて研究しています。この間紹介した遠藤・渡辺とはまた違ったタイプのディフェンスです。

 

 

私は男子ダブルスが好きなので、こういった動画が出されるのはうれしいですね。シングルスなどほかの種目の動画もあるみたいなので、そちらも記事にしたいと思います!

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