画像：BADMINTONPHOTO
LEE: LIN DAN’S THE GREATEST, I WAS OBSESSED WITH HIM
長い間に渡り、リー・チョンウェイとリンダンのライバル関係は、男子シングルス史上最高のものとして多くのひとに考えられきた。
40戦の直接対決の内、中国のリンダンが28勝を上げているにもかかわらず、どちらが優れた選手なのかファンの間で決着が着くことはなかった。
これだけの年月を経て、リーは答えを明かした。
「リンダンの方が優れた選手と言わなければならない」 最近あったFacebookでのライブ配信中、マレーシアのスティーブン・シム元スポーツ副大臣に、史上最高のバドミントン選手は誰かと聞かれた際、元世界ランクのリーはそのように答えた。
「彼はレジェンドだ。彼の獲得したタイトルが全てを物語っている。彼に敬意を評さなければならない」
2012年のロンドンオリンピック決勝後に包容する２人
リー・チョンウェイはリンダンにオリンピック決勝で2回(2008年、2012年)、世界選手権の決勝でも2回(2011年、2013年)破れている。
2度のオリンピック金メダリスト、そして5度の世界王者のリンダンよりも良い選手になりたいという執念が、彼のモチベーションになっていたことを、リー・チョンウェイは認めた。
「負けた後トレーニングに戻るたび、いつもリンダンが僕の頭の中にいた。もし大事な大会で勝ちたいのならば、彼を倒す必要があることを知っていたから。リラックスなんて出来なかったよ」と37歳の彼は述べた。
「痙攣しているときでさえ、コーチにはトレーニングを続けたいんだと言ってたね。リンダンは僕を待っていたんだ。彼のことはずっと考えていたよ」
マレーシア政府の出した移動制限の中、どのように家で過ごしているか聞くと、「1日の始まりには1時間ほど運動しているんだ。それから2人の子供と過ごしているよ。体重が1kg増えちゃったから運動しないとね！」とリー。
昨年、鼻のがんと診断されたことで引退を余儀なくされたリー・チョンウェイだったが、完全に回復して今は健康に過ごしているとのことだ。
リー・チョンウェイからリンダンについて語られるのは、もしかするとこれが初めてじゃないでしょうか？長年続いたライバル関係は本当にバドミントン界を盛り上げてくれました。2019年マレーシアオープンでリンダンが優勝した際に、リンダンにトロフィーを渡したのはリー・チョンウェイでしたね。あの光景は美しいものでした。
これからは家族と健康に過ごしてほしいですね！
コメント