【選手名鑑 6】山口茜

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選手名鑑
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みなさんこんにちは!

バドミントンの試合が中止になってしまったし、バドミントンは出来ないしで超暇ですよね・・・

大変な時期ですが、前向きに頑張っていきましょう!

さて、今回のバドミントン選手名鑑では女子シングルス日本代表の山口茜選手を取り上げます!

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プロフィール

  • 生年月日:1997年6月6日
  • 出生地:日本、福井県
  • 種目:女子シングルス
  • 世界ランキング:最高1位
  • 利き手:右
  • 使用ラケット:YONEX ASTROX 100 ZZ

山口選手が初めてラケットを握ったのは3歳の頃だったそうです。ふたりのお兄さんの影響でバドミントンを始めたそうです。幼稚園に入る頃には地元のジュニアチームに入団して本格的に練習に取り組んでいったみたいですね。

小学3年生の時に、全国小学校バドミントン選手権4年生以下の部で優勝を果たし、その後小学校を卒業するまで4連覇を成し遂げます。この頃から同世代では抜きん出た存在だったことがわかりますね。

中学校入学後はジュニアの日本代表に選ばれるなど、国外でも活躍を始めていきます。中学3年生のときに出場した世界ジュニア選手権では、決勝で奥原希望選手に破れたものの準優勝、その年の全日本総合バドミントン選手権には中学生として市場初めて初戦突破の快挙を成し遂げました。その後は中学生ながらにしてシニアの日本代表に選出されるなど日本のトップ選手の仲間入りを果たします。

ジュニア時代から大活躍

2013年には地元福井の勝山高校に進学し、1年生ながらにしてインターハイシングルスで優勝します。

9月に開催されたヨネックスオープンジャパンでは、プサルラ・V・シンドゥ(インド)、タイツーイン(台湾)ら強敵を打ち破り、16歳3ヶ月にしてスーパーシリーズ制覇を成し遂げました。この記録は現在でも破られていない史上最年少優勝記録なんですよ!

その後も11月の世界ジュニア選手権で優勝、全日本総合バドミントン選手権でベスト4に入るなど、つい一年前まで中学生だったとは思えないほどの成績を残します。

高校2年生では、世界ジュニア選手権シングルスの連覇、インターハイもシングルス連覇、11月の中国オープンで準優勝、12月の全日本総合選手権では初優勝を飾るなど、前年に劣らない結果を残します。

高校3年生のときには8月に開催された世界選手権を辞退してインターハイに出場し、史上初となる女子シングルス3連覇を達成します。またこの年の世界ジュニア選手権には出場しなかったようです。

再春館製薬所へ入社、世界トップへ

高校卒業後2016年には再春館製薬所に入社し、実業団チームの一員としてプレーしていきます。2016年4月時点での世界ランクは11位、リオ五輪の出場権を獲得します。

予選リーグを突破し決勝トーナメントに進出した山口選手ですが、準々決勝で奥原選手に破れ初めてのオリンピックはベスト8という結果で終えました。

同年の10月に出場した韓国オープンで優勝すると、同月のデンマークオープンで奥原選手、リオ五輪金メダルのカロリナ・マリーン(スペイン)、タイツーインを破り見事2大会連続優勝を果たします。この優勝は、山口選手にとって初めてのプレミア大会制覇となりました。

2017年以降も山口選手の活躍は続きます。前年は世界ランク10以前後を行ったり来たりしていましたが、2017年以降は世界ランク5位付近をキープし続けています。

ドイツ・オープンでの優勝や全英オープンでのベスト4、アジア選手権で準優勝など2017年シーズン開幕からしばらく良い成績を残し続けます。その後はしばらくベスト4に進出できない時期が続きますが、韓国オープンでのベスト4を皮切りに、デンマークオープン、フランスオープンで準優勝、中国オープンで久しぶりの優勝を飾ると、その年のスーパーシリーズファイナルズで女子シングルスを初制覇します!

2018年は先ず3月のドイツ・オープン女子シングルスで2連覇を達成すると、その後あとの全英オープンでは初めて決勝に進み準優勝(決勝の相手はタイツーイン)。5月下旬に開催された国別女子団体戦のユーバー杯に日本代表として参加し見事優勝!決勝のタイ戦では強敵ラチャノック・インタノンをストレートに破る活躍を見せてくれました。

日本対タイの決勝戦ダイジェスト

その後は世界選手権で銅メダルを獲得したりフランスオープンで優勝するなどの活躍が続きます。8月には自身初となる世界ランク1位を記録。その後も世界ランク2位をキープするなど世界のトップ選手として君臨します。しかしながら中国の若手チェン・ユーフェイ選手に連敗したりなど完璧な1年だったわけではなく、克服すべき課題の見つかったシーズンでもありました。

世界の荒波に揉まれる山口選手

2019年前半は山口選手の快進撃で始まりました。3月のドイツ・オープンで3連覇を達成すると全英オープンのベスト4、マレーシアオープンの準優勝、アジア選手権での優勝など立て続けに結果を残します。好調の中、国別混合団体戦スディルマンカップに日本代表として出場します。桃田賢人選手や福島・廣田ペアなどを擁する日本には初優勝の期待がかかっていましたが、決勝の中国戦で3-0のストレート負け。山口選手自身も決勝戦でチェン・ユーフェイ選手にファイナルセットの末負けてしまうという悔しい結果となりました。

その後開催されたインドネシア・オープン、ジャパンオープンでうっぷんを晴らすかのように連続優勝を果たし、世界ランク1位に返り咲きます。金メダルの期待を背負い迎えた世界選手権ですが、ジャパンオープン後の練習で腰を痛めてしまったせいで2回戦負け、その後のトーナメントでも1回戦負けが続くなど苦しい時期が続きます。

しかしその中でもフランスオープンや香港オープン、ツアーファイナルズでベスト4に入るなど、2020シーズンに向けて復調の見える結果を残すことが出来ました。

2020年シーズンは2月のタイマスターズに出場。決勝では韓国の新星、18歳担ったばかりのアン・セヨン選手を破り昨年のジャパンオープン以来の優勝を飾ります。

全英オープンでは準々決勝でカロリナ・マリーン選手に破れベスト8に終わってしまいますが、今後に向けて更に調子を上げていってくれるでしょう。

今後の注目ポイント

山口選手は2013年から日本代表として活躍しているので、代表歴はすでに7年目と経験値という意味はベテランです。しかしながらまだ22歳と非常に若い選手でもあります。これからまだまだ活躍を続けてくれるでしょう。

少し年上の25歳のタイツーイン選手や26歳のカロリナ・マリーン選手、24歳のプサルラ選手、同年代で22歳のチェン・ユーフェイ選手、若手で18歳のアン・セヨン選手らとどういった戦いを繰り広げていくのか楽しみです!

ライバル選手たちは世界選手権やオリンピックなどの大舞台で非常に高いパフォーマンスを発揮してきます。彼女たちの闘志にのまれてしまうケースが山口選手にはあるように思うので、そのあたりが克服課題になるのかなぁと思っています。

終わりに

今回は山口選手のプロフィールと戦歴についてご紹介しました。

山口選手の魅力あるプレーについてはまた別の記事で紹介していきたいと思います!

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