【選手名鑑 5】遠藤大由(後編)

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選手名鑑
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こんにちは!

今回は!遠藤大由選手のこれまでの活躍紹介の後半部分を見ていきたいと思います!

前編をまだご覧になっていない方はこちらからどうぞ!

【選手名鑑 3】遠藤大由(前編)
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遠藤選手の戦歴 part2

元々,遠藤選手は同じ日本ユニシスに所属していた早川賢一選手とペアを組み,日本バドミントン男子ダブルスのトップとして長く活躍していました.

2016年のリオ五輪後は早川選手とのペアを解消し,10歳年下の渡辺選手とペアを組み遠藤・渡辺ペアとして活動を始めます.

そして個人公式戦として初出場となった全日本社会人バドミントン選手権大会.オリンピックから約1ヶ月後に開催されたこの大会で,遠藤・渡辺ペアはいきなり優勝を達成します.決勝での対戦相手はトナミ運輸の園田・嘉村ペアで,前年の全日本総合選手権で優勝している日本のトップペアを破っての優勝でした.

2016年の全日本総合選手権ではその園田・嘉村ペアに破れて準優勝に終わってしまいますが,ペア結成半年もせずに日本代表に選ばれるなど,今後の活躍が期待できました。

残念ながら2017年はペアの渡辺選手の故障があったりなど,思うような成績を残すことが出来ませんでしたが,2017年の全日本総合選手権での優勝を皮切りに,2018年から徐々に成績が出始めます.

3月に開催された全英オープンでベスト4に入ると,その後のマレーシアオープン,対オープンで準優勝を飾ります.そして2018年9月末に開催された韓国オープンで,遠藤・渡辺ペアとして,そして遠藤選手自身としても初となるメジャーな国際試合の優勝を成し遂げます!遠藤選手自身もやっとシルバーコレクターを卒業できたとのコメントを残していました.

その年の全日本総合選手権では園田・嘉村ペアに昨年のリベンジを果たされ準優勝となりました.しかしそれでも,2018年最後に開催されたBWFワールドツアーファイナルズでは準優勝と来シーズンに向けて上々の結果を残し,2018年シーズンを締めくくりました.

2019年は,2月に開催されたドイツオープン決勝で園田・嘉村ペアを破り優勝すると,4月末に開催されたアジア選手権では,決勝戦で世界ランク1位のギデオン・スカムルジョ ペア(インドネシア)を破り初制覇を達成.

その後もコンスタントにベスト8やベスト4に入れるようになり,世界ランキングも5位前後をキープできるなど,非常に安定した成績を残せるようになります.

2019年のBWFワールドツアーファイナルズでは,惜しくもインドネシアペア(アッサン・セティアワン)に敗れるものの準優勝.このときの決勝戦がかなり惜しいで,見ているこっちも悔しい気持ちになってしまいました.2020年での飛躍のため,取り組むべき課題が見つかったようなそんな試合でした.

そして2020年シーズンが開けますが,年明けのいくつかの大会は新型コロナウイルスの影響を避けるためにエントリーを見送り,全英オープンが2020年最初の試合となりました.

この大会は遠藤選手のこれまでの鬱憤を晴らすかのような組み合わせで,先ず準々決勝で2019年ツアーファイナルズ決勝で破れたアッサン・セティアワンペアを破ると,2016年の全英オープン決勝で破れたイヴァノフ・ソゾノブ(ロシア)ペアを破り決勝に進出します.

遠藤選手にとって4度目の挑戦となった全英決勝ですが,その相手はこれまで5連勝中のギデオン・スカムルジョペア(インドネシア,世界ランク1位).ファイナルセットの激戦の末,とうとう遠藤・渡辺ペアが優勝を飾ります!決勝戦は近年稀に見る好ゲームで,これからもこんな試合が見れると思うと本当にワクワクするような内容でした.

今後の注目ポイント

このまま東京五輪に向けてはずみを着けたかったところですが,新型コロナウイルスの影響でオリンピックが延期となってしまい,この先の遠藤選手の進退が気になるところです.

本人としてはオリンピックで現役引退を考えていたと思うので,もう1年現役延長して活躍してくれんでしょうか・・・

遠藤選手の1ファンとしては,遠藤選手のプレーを見る期間がちょっと長くなったのである意味ラッキーですね笑

遠藤・渡辺ペアはレシーブ主体のペアですが,相手チームの戦略を見ていると遠藤選手が連続レシーブとなるように攻撃を仕掛けてきています(遠藤選手のレシーブ力は世界トップクラスなんですが,ペアの渡辺選手にレシーブされるよりもマシという判断なんだろう思います.恐るべし渡辺選手・・・) 遠藤選手のレシーブの安定性が更に良くなれば世界ランク1位も見えてきそうです.

後は,遠藤選手がネット前でからハーフ球を打った時に甘くなってしまいカウンターを受けるケースが多いので,そのあたりも伸びしろがありそうです!偉そうな発言で申し訳ありませんが笑

日本の男子ダブルスが世界のトップに君臨する日も近い,そう感じさせてくれる選手です!

これからの活躍にも本当に期待ですね!

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