【選手名鑑 4】奥原希望

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選手名鑑
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こんにちは!

今日は女子シングルスで活躍中の奥原希望選手を紹介したいと思います!

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プロフィールと戦歴

  • 生年月日:1995年3月13日
  • 出生地:日本、長野県
  • 種目:女子シングルス
  • 世界ランキング:最高1位
  • 利き手:右
  • 使用ラケット:MIZUNO ALTIUS FEEl

競技開始から中学まで

奥原選手は現在25歳で、桃田選手などと同学年の選手です。女子シングルスで日本代表に選ばれており、世界のトップ選手として活躍しています!

奥原選手は小学校2年製の時に、家族の影響を受けてバドミントンを始めたそうです。

小学校6年生のときに全国小学生バドミントン選手権大会でベスト8に入るなど、小さい頃から全国クラスの選手だったみたいですね。

中学校は地元の大町市立仁科台中学校に進学します。全中での上位入賞こそなかったみたいですが、全日本ジュニアバドミントン選手権大会のジュニア部門(18歳以下の選手が出場できる大会)でシングルス準優勝するなど、中学後半にかけて頭角を現していったようです。

高校から世界トップへの飛翔

高校は埼玉県の大宮東高校に進学し、1年製の時に全日本ジュニア選手権でシングルス優勝、インターハイもベスト4、さらに全日本総合バドミントン選手権大会でベスト16に入るなどの活躍を見せます。

更に高校2年生からはインターハイを制したり、史上最年少(当時16才8ヶ月)で全日本総合選手権を制覇&日本代表に選出など、一躍日本のトップ選手に躍り出ます。

2012年は世界ジュニア選手権で女子シングルス金メダルを獲得するなど、今後の活躍に期待が高まりました。

しかし、2013年年明けに左膝の半月板を損傷するという大怪我を追ってしまいます。奥原選手は現在も第一線で活躍する選手ですが、この頃から怪我に悩まされることが多くなります。

高校卒業後2013年には実業団チームの強豪日本ユニシスに入社しました。入社後の2014年3月には今度は左膝を負傷するなど度重なる怪我に悩まされますが、膝の故障から回復した後はシニアの世界大会にも出場するようになり、そこでも活躍するほどの実力を付けていきます。

2015年にはヨネックス・オープン・ジャパンで初優勝、全日本総合選手権でも優勝を飾るなど、怪我からの完全復活を印象づけました。また2015年のスーパーシリーズファイナルズでは、世界選手権2連覇中だったカロリナ・マリーン(スペイン)やロンドンオリンピック銀のワン・イーハン(中国)を倒し日本人として初めて女子シングルスで優勝を果たしました。

世界の頂点へ

前年の活躍から奥原選手は2016年リオ五輪の金メダルが期待されるようになりました。

その期待に答えるかのように、2016年3月に開催された全英オープンでは、ワン・イーハン、ワン・シーシャン(中国)、カロリナ・マリーンという並々ならぬ強豪を撃破し初優勝。世界ランキング3位まで上り詰めます。

リオ五輪では危なげなく決勝トーナメントに出場すると、準々決勝では同じ日本代表の山口茜選手の対戦。11-21, 21-17, 21-10で山口選手に勝利し準決勝に駒を進めます。準決勝ではインドのプサルラ・V・シンドゥに19-21, 10-21で破れてしまいますが、3位決定戦の相手が負傷により棄権したことで、日本女子シングルス初となる銅メダルを獲得しました。自身初のオリンピックで非常に素晴らしい結果を残してくれましたね!しかしオリピック直後に今度は右肩を故障してしまい、全日本総合選手権を棄権するなど、再び怪我に泣くことになります。

度重なる怪我に苦しみながらも、2017年にとうとう奥原選手は世界の頂点に上り詰めます。8月に開催されたバドミントン世界選手権で、リオ五輪銀メダリストのプサルラ・V・シンドゥを1時間49分のし等の末に破り、世界選手権初制覇を達成。

この優勝は1977年に栂尾・植野組が女子ダブルスを制してから実に40年ぶりの日本勢優勝となりました。

2018年は国別対抗女子団体戦のユーバーカップで優勝、2019年にも世界選手権で銀メダルを獲得し、2019年10月には女子シングルスの世界ランキング1位になるなどの活躍を見せています!

東京五輪でも活躍が期待できそうです!怪我に気をつけて頑張って欲しいですね

奥原選手の特徴

奥原選手は156cmと小柄な体格ですが、フットワークとラリーの組み立て能力が非常に高いため、海外の大柄な選手と対等に渡り合うことが出来ています。

巧みな配球で相手にスマッシュなどの攻撃をさせないようにしつつ、持久戦に持ち込むことで勝利を上げる、泥臭い試合運びが奥原選手の魅力です。ただ、一度相手の攻撃を受けてしまうと責めきられてしまう場面があるなど、今後は配球の新しいパターンを見つけたり、ディフェンスを高めるなどの対策が必要そうです。

ただ、そういったプレースタイルが体の負担となり怪我の原因になっている処はありそうです。

奥原選手の内面に注目してみると、自分の目標をはっきり明言し、それに向かって必要なステップがはっきり見えている選手でもあります。奥原選手は怪我に悩まされることが多いため、おそらく自分の内面と向き合うことが多かったのでしょう。そういった自分への問いかけから現在の奥原選手の意志の強さや、勝つために必要なことを見抜く考察力に繋がっているんだと思います。最近だと日本ユニシスを退社してプロ選手へと転校しました。これは国内の団体戦の出場を取りやめることで体の負担を減らすという理由も合ったそうです。

このように考えて行動に移せてしまうという点も奥原選手の魅力ですよね!

あと、奥原選手の個人的に一番好きなポイントなんですが、マナーがいいのと相手選手にたいしてリスペクトが非常に高いところですね!そんなこともあってか海外の色んな選手と仲がいいですよね!激闘の試合の後、お互いを称え合い笑顔で握手する姿は凄くかっこいいですし、応援したくなります!お手本のようなスポーツ選手ですよね!

今後の注目ポイント

2019年末はフットワークの改善に取り組んでいたようですが、2020年シーズンになってそのせいかが現れているように感じます。今後、体格で劣っている海外選手に奥原選手がどのように渡り合って勝利していくか、非常に楽しみですね!

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