男子ダブルスの世界ランキング1位を3年近く守り続けているインドネシアのマーカス・フェナルディ・ギデオンとケビン・サンジャヤ・スカムルジョの2人。
世界で活躍する選手としては比較的小柄らな2人はミニオンズの相性で呼ばれています。
2017年と2018年に全英オープン連覇を達成したミニオンズですが、2019年の全英オープンでは1回戦負け。
2020年は王座奪還を目指し全英オープンに乗り込んできました。そんな中で行われたギデオン・スカムルジョのインタビューをご紹介します。
ギデオン・スカムルジョ:インタビュー
2人にとって全英オープンはどのくらい重要な大会ですか?
全英オープンは僕達にとって凄く重要な大会です。
凄く格式高い大会ですし、世界で最も古くから開催されている大会の1つですからね。
昨年の初戦敗退でしたが、今年の大会出場は楽しみですか?
今年の意気込みを教えてください。
今年はこの大会のために本当にハードに練習してきました。
昨年は自分たちのベストなプレーが出来ず1回戦負けをしてしまったので、今年ばベストを出したいと思っています。
今年は昨年よりも良いプレーをしたいです。
2017年の初優勝のときについて聞かせてください。
本当に嬉しかったですし、驚きました。2人にとって初めての全英オープンでしたからね。凄く大きな大会で、2017年に初めて優勝した大きな大会だったので、嬉しかったです。
2017年に優勝した後、2018年の大会はより一層プレッシャーを感じましたか?
もちろんディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーはありましたが、試合は凄く楽しめましたし、自分たちのベストを出すことが出来ました。
昨年は全英オープン以外でも数多くの大会で優勝し、素晴らしい結果を残していました。オリンピックの前にできるだけ多く勝利することの大切さを教えてください。
もちろん凄く大切です。勝つことで、オリンピックで自信を持ってプレーすることが出来るようになります。オリンピックでメダルを獲得するには、感覚や精神的な部分を維持する必要があります。
モハマド・アッサンやヘンドラ・セティアワンとの関係はどうですか?
4人ともインドネシア出身で、コート上ではライバルです。
コート外ではどうなんですか?
もちろん仲良くやっていますよ!笑
アッサンとセティアワンは僕達の大先輩です。
彼らからは本当に色んなことを学んでいます。
僕達がナショナルチームに入って彼らに合う前から、ずっと長い間プレーしていてペアとして成功していました。色んなことを学ばなくてはいけませんね。
男子ダブルスは競争が非常に激しい種目です。
男子ダブルスは展開が非常に早い種目で、シャトルも非常に早く飛んできます。なので、プレー中は本当に集中しなければいけません。ときどきシャトルを目で追うのも難しいですよ。
「オリンピックでは最低でも銀メダルだろうが、まあ金メダルを取るだろう」とみんな予想していると思いますが、その期待に応えるのは難しいですか?
難しく考えなくても大丈夫です!笑 「沢山試合して勝ち続けるだけ!」という答えでもOKです!
そうですね笑
プレーし続けて、勝ち続けるだけです笑
先のことは考えないようにして、プレーして自分たちのベストを尽くすだけですね!
最後に、今回の全英オープンについてもう一つだけお聞かせください。
今回の大会で一番の強敵はズバリ誰ですか?
全英オープンに出場している選手はみな素晴らしい選手ばかりです。
どの試合も集中しないといけません。試合中にミスをして集中が切れてしまったら、すぐに追いつかれてしまいます。
インタビューはこれで以上です!
今日はありがとうございました。全英オープン頑張ってください!
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インタビューの動画
インタビューは大会が始まる直前に行われたみたいですね。
ギデオン・スカムルジョペアは決勝まで進みますが、日本の遠藤・渡辺ペアとフルセットの激闘の末、惜しくも破れて準優勝。素晴らしい試合を見せてくれました。
中々インタビューを見ることはないので新鮮な気持ちでしたが、もう少し色んな質問の答えを聞いてみたかったですね。ファンからの質問募集とかあれば皆さん是非応募してみましょう!
今回のインタビュー動画はこちらから。
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