【選手名鑑 2】渡辺勇太

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選手名鑑
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こんにちは!

今回のバドミントン選手名鑑は日本の渡辺勇太選手をご紹介したいと思います!

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渡辺選手のプロフィール

  • 生年月日:1997年6月13日
  • 出生地:日本、東京都
  • 種目:男子ダブルス、混合ダブルス
  • 世界ランキング:男子ダブルス、混合ダブルス共に5位
  • 利き手:左
  • 使用ラケット:LI-NING AERONAUT 9000C

渡辺選手は日本代表として活動している男子ダブルスと混合ダブルのス選手です。22歳と若手であるにもかかわらず、2種目とも世界のトップ選手として活躍されています!凄いですね!

国内の選手としては珍しく、中国のLI-NINGというメーカーと専属契約を結んでいます。一昔前はYONEXのラケットを使う選手がほとんどでしたが、最近では色んなメーカーが台頭してきていますよね。メーカー同士の開発競争に注目しても面白いですよ。

渡辺選手の戦歴

渡辺選手は小学1年生のころにお父さん影響でバドミントを始めたそうです。

バドミントンを始める前に野球の体験入部もしていたそうですが、ノックを受けたときにトンネルをしてしまい「野球やりたくない!」と思ったそうです。世界で戦う選手はどんなスポーツでも出来てしまうイメージでしたが、こんなエピソードもあるんですね!

渡辺選手は競技を初めて3年目にして若葉カップという小学生の全国大会で優勝しています。小さい頃からバドミントンのセンスがあったんでしょうね。

中学校は福島県の富岡第一中学に進学しています。中学では、後に混合ダブルスのペアを組むことになる東野有紗選手が1学年上に在籍していました。しかし、中学時代は腰の怪我に悩まされ、思うような成績を出すことができなかったそうです。

ジュニアのトップ選手へ

渡辺選手が全国的に知られるようになったのは高校生の頃からです。福島県の富岡高校に進学後、高校1年時の高校選抜大会で男子ダブルスで優勝を果たします。

またこの頃からジュニアナショナルチームにも選抜され、2014年2月に開催されたアジアジュニア選手権では混合団体戦で銅メダル、男子ダブルスで銅メダル(ペアは三橋健也選手)を獲得しています。

2014年4月に開催された世界ジュニア選手権では混合団体戦で銅メダル、混合ダブルスで銅メダル(ペアは東野選手)を獲得しています!

渡辺選手は高校生の頃は男子ダブルス・混合ダブルスに加えシングルスの選手としても試合に出場していました。非常に才能あふれる選手ということがわかりますよね!

日本ユニシスへ入社、日本の頂点へ

高校卒業後の2016年には実業団の強豪である日本ユニシスに入社します。東野選手が渡辺選手を日本ユニシスに猛勧誘したそうですよ!日本ユニシス入社後は東野選手と混合ダブルス、同じチームの遠藤大由(ひろゆき)選手と男子ダブルスを組むことになります。

シングルスの選手として活動するという選択肢もあったそうですが、自身の体格や特技を考慮した結果、ダブルスに専念することに決めたそうです。

そしてなんとルーキーイヤーとして迎えた2016年の全日本総合バドミントン選手権では、男子ダブルスで準優勝、混合ダブルスでベスト8という結果を修めました!新人とは思えない堂々としたプレーからは、将来のスター選手の片鱗を垣間見ることができました。

2017年には腰の怪我が再発してしまうなど、調子を落とした1年だったようです。しかし、年末に開催された全日本総合選手権では男子ダブルス・混合ダブルスの二冠を達成するなど、来年に向けて着実に力を蓄えていった一年でした。

世界のトップに

渡辺選手が世界的に脚光を浴びるようになったのは、2018年の全英オープンでした。

世界ランク48位として出場した渡辺・東野ペアは、格上の相手を次々に撃破し決勝へ進出。そのまま世界トップのZheng Si Wi/Huang Ya Qiongペアをフルセットの激戦の末に破り、全英オープン初制覇を成し遂げました。また同じ大会で遠藤選手と組んで男子ダブルスにもエントリーし、こちらはベスト4という結果を残しています。

渡辺選手のテクニックが存分に発揮された大会でした。

2018年は他にも韓国オープンや香港オープンで優勝を遂げるなどし、2018年末の世界ランキングでは男子ダブルスが5位、混合ダブルスが3位と非常に素晴らしい成績を残しています。

そして2020年、舞台は再び全英オープン。この大会では混合ダブルスは1回戦負け(対戦相手のイングランドペアはベスト4)という結果に終わってしまいましたが、男子ダブルスで初優勝を達成します!

決勝戦はネット中継で真夜中の3時まで見ていましたが、本当に見応えのある試合でした。全英オープンの男子ダブルスを日本ペアが制したのはこれが初めてでした。渡辺選手は混合ダブルスに続き、男子ダブルスでも初制覇という偉業を成し遂げたのです!

今後はここに注目

男子ダブルス

遠藤選手と組んでいる男子ダブルスですが、正直まだ伸び代があると思っています!

ペアを組み始めて4年ほど経ちましたが、2019年末ごろにようやくローテーションが噛み合ってきたという感じです。その辺りから安定した成績が残せるようになってきたように思います。

遠藤・渡辺ペアはディフェンス主体のラリーが多いため、攻撃力のあるペア相手には打ち負けてしまうことが多かったのですが、最近は正に鉄壁の守りといっていいほど失点が減ってきました。これからの活躍にも期待がかかります!

ただ、東京五輪が延期となったいま、遠藤選手とのペアをいつまで続けるのかが気になるところです。2020年には遠藤選手は引退という噂があった以上、来年以降になる五輪がどうなるか・・・

渡辺選手はまだまだ非常に若い選手なので、これから先も世界の舞台で活躍することでしょう。高校時代にペアを組んでいた三橋健也選手は2020年から日本ユニシスに入社することが決まっているようなので、おそらく今後は三橋・渡辺ペアとして活躍してくれるでしょう。

混合ダブルス

東野選手とは中学時代からパートナーを組んでいるため、ペアの完成度としては非常に高いと思います。ただ、それでもやっぱり世界トップ2の中国ペア(Zheng・Huangペア、Wang・Huangペア)とはまだ差があるかなという印象です。

近年の混合ダブルスは男子ダブルス並に高速化が進んでいて、ドライブを多用した試合展開が多くなっています。この辺りはZheng・Huangペアが頭ひとつ抜けている印象でしたが、最近は少しずつ差が詰まってきたかなという感じです。

混合ダブルスは渡辺選手、東野選手共にまだまだ若手という年齢なので、これからも長く活躍してくれることでしょう!この二人が日本の混合ダブルスを世界レベルまで引き揚げてくれました。今後も楽しみですね!

終わりに

というわけで、今回は22歳 日本バドミントンのホープ渡辺勇太選手の経歴について紹介しました。最後までご覧いただきありがとうございました!次回のバドミントン選手名鑑は遠藤大由選手を取り上げる予定です!

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