1月にマレーシアで交通事故に巻き込まれた桃田選手について、朴ヘッドコーチが近況を述べています。
日本のトップ選手である桃田賢斗が、顔の傷も完治した状態で新しい決意を胸に9月にはバドミントン界に戻ってくると見られている。
世界選手権を2度制した桃田は、文字通りの整形手術を受けた。バドミントンの大会がcovid-19によって3月の全英OP以降中断されている間の出来事だった。
マレーシアで起きた自動車事故からの回復を待ったのち、傷を取り除くための整形手術が行われた。事故は1月、クアランプール国際空港に向かう途中で起きたもので、運転手が亡くなり、桃田以外にも4人が怪我をおった。マレーシアマスターズでの優勝から数時間後の出来事だった。
桃田は事故の1ヶ月後には練習に戻っていたが、物が2重に見える症状を訴え、東京で再度手術を受けることになった。幸いにも、症状は完治したと見られている。
日本のヘッドコーチである朴柱奉は、Covid-19の発生によるバドミントン大会の中断は桃田にとって非常に運がよかったと述べた。
「桃田選手は彼のクラブでこの期間練習を重ねており、私達も彼の様子を観察しています。実際彼の調子は非常に良くて、前よりもハンサムになっていますよ」と笑顔で述べる朴ヘッドコーチ。
「緊急事態宣言の間に、整形手術を受けることが出来ました。顔にはもう傷は残っていません
それにずっとトレーニングも続けています。私達のレポートによれば、体脂肪率のコントロールもうまく出来ていますし、フィジカルコンディションは以前よりも良いです。
東京オリンピックが延期になりましたが、治療と完全に回復するだけの時間が出来たことになるので、桃田選手にとってはある意味ラッキーでした。
今は代表合宿が再開されるのを待っている状態です」
朴ヘッドコーチは、日本代表の全てのトップ選手を、韓国オープン(9/8-9/13)、中国OP(9/15-9/20)、日本OP(9/22-9/27)の3連戦に送り込みたいと考えている。
「もし状況が良くなっていれば、日本代表のトップ選手はおそらく9月から大会に参加するでしょう。桃田選手は3連戦にはおそらく参加しないでしょうが、中国OPと日本OPには参加すると考えています。最終的な決定はもう少し先に行うつもりです」
現在の桃田選手の様子は?
緊急事態宣言の間、インスタグラムなどで情報発信をしてきた桃田選手ですが、顔の怪我も綺麗になっていることがわかりますね。
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4月の段階ではまだ顔の傷が目立ちますが、5月末にはほとんど目立たくなっています。良かったですね!
日本では緊急事態宣言が解除されましたが、東京周辺では徐々に感染者数が増えつつあるなど、まだまだ安心できる状況にはありません。これからも感染リスクの少ない行動をとるよう注意していきましょう。
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