Covid-19の影響で2020年に開催予定だった東京オリンピックが2021年へ延期され、2021年は史上初めて世界選手権とオリンピックが同年に開催されることになります。
通常ならば世界選手権は8月中旬に開催されるため、オリンピックと非常に近い時期に開催することになりますが、2021年の世界選手権は2021年11月29日(月)から12月5日(日)にかけて開催されることが暫定的に決まったようです。
2020年のトマスカップ・ユーバーカップも同じように開催延期が再度決まっており、大会開催への見通しが立たない状況です。
以下、2021年の世界選手権開催日程変更について、BWFからの発表の翻訳になります。
世界バドミントン連盟(BWF)とスペインバドミントン連盟(FESBA)は、2021年8月に開催予定だったBWF世界選手権を、2021年11月29日(月)から12月5日(日)での開催とすることを確定しました。
この移動により、スペイン・ウエルバで開催予定の世界選手権はタイトスケジュールなカレンダーの中でも大イベントとして開催することが可能となります。
世界選手権が選手やファンにとって素晴らしいイベントになるよう大会を年末に開催することについて、BWFとFESBAはすでに大会開催について議論を推めていました。
2020年東京オリンピック・パラリンピックが2021年の7/23〜8/8と8/24〜9/5へ延期が決まったのを受け、世界選手権の開催日移動を決定しました。
新スケジュールでは、オリンピックと世界選手権両方が目的となる2021年において、選手たちはより明確な目標を持つことが可能です。
BWF会長のポール・エリック・ホイヤーは、世界選手権を11月末に開催することはバドミントン界にとって最善手だと述べています。
「BWFとFESBAは日程変更後の世界選手権が成功することを確信している。開催時期を変更したことで、オリンピックと世界選手権が誰にとっても平等な条件で開催されることになる」とホイヤー。
FESBA会長のデイビッド・カベロは「ウエルバでの世界選手権がスペインそして世界のバドミントンにとって特別な機会になることを祈っている」と付け加えました。
「選手権を年末に移動したことで、最善な大会を開催できることになり、我々はそれに満足している」とカベロ。
2021年のトーナメントカレンダーはまだ確定していません。
世界選手権は、カロリナ・マリーンスタジアムで開催予定です。カロリナ・マリーンスタジアムは、マリン選手が3度の世界選手権優勝後に彼女にちなんで付けられたスタジアムで、マリーン選手の生まれ故郷ウエルバに位置しています。
また、来年のオリンピック・パラリンピックおよび世界選手権に向けた予選方法については追って告知する予定です。
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