インドネシアの男子ダブルスペアのモハマド・アッサンとヘンドラ・セティアワンのインタビュー動画を紹介します。
インタビュー
二人共30歳を過ぎていますが、まだまだ世界の第一線で戦える能力を持っているペアです。2016年のリオ後に一旦ペアを解消していますが、2018年頃からペアを再結成、現在に至ってます。ペア再結成後は二人共楽しんでバドミントンをしている姿がみれて、ファンとしては嬉しい限りです。リオまではインドネシアのトップを牽引する存在として、私達の計り知れないプレッシャーがあったのでしょう。
2人とも結婚しており、アッサンが2人、セティアワンが3人の子供の父親でもあります。
家族がいる中で結果を出さないといけないのは大変ではないですか?
確かに、僕達は歳を取っていますし家族もイますが、問題と感じたことはないです。
家族と選手のキャリアの間でどうバランスを取っているのですか?
家族との時間のとり方としては凄く単純なんですけど、朝から夕方までは練習をして、夜は家族と一緒に過ごしています。休暇を取ることもありますしね。
私も全くおんなじです!笑
私達は頻繁に家を空けてしますし、多くの時間をバドミントンに費やしています。ですが、家族にはアスリートとしてのキャリアは長くないということを伝えています。引退の時期は必ずやって来ます。家族のみんなは、選手生活が多くの時間を必要とすることを凄く良く理解してくれています。
私には子供が二人いて、上の娘のチャイラ・マリツァ・アッサンは今6歳、下の息子のキング・アシャカ・アッサンはもうすぐ5歳になります。
今後お子さんを作る予定は…?
2019年を振り返っていかがですか?
全英OP、世界選手権、ワールドツアーファイナルズの全タイトルを1年で獲得できたことはありませんでした。嬉しく思っています。
その3つのタイトル全てを獲得できたのは運が良かったのでしょう。
色んな大会、決勝戦で何回も負けていますから。
年齢を重ねても長く活躍できているのはなぜですか?
スピードの観点で言えば、私達は若い選手たちほど速くは動けません。
私達のコーチは様々な戦略を立ててくれ、それを実行に移しています。
以前は私達も速く動くことは出来ていましたが、今ではそのスタイルでプレーするのは難しいです。自分たちのスタイルを変え、もっとディフェンス重視のスタイルを築く必要がありました。
いまアッサンが言ってくれたように、僕達は頭を使ってどのように配球していくかを考える必要があります。そのスタイルでプレーできていなければ、現在の若い選手たちのスピードには絶対に付いていけません。
ギデオン・スカムルジョに対しては何か策はあるんでしょうか?
あの2人を倒す策については、今も探している途中なんです。
2人は世界でもトップですから、頑張らないといけないですね。
オリンピックが延期されたことについてはどう考えていますか?
僕達の目標は優勝でしたが、100%の実力を発揮できなかったと感じています。普段よりパフォーマンスが低く、結果も期待していたほどではありませんでした。その後の教訓になりました。
今後の選手生活について教えてください。引退はまだ考えていないのですか?
僕自身が満足と感じるまではプレーを続けていきます。この年になってまだ、選手として成功できているのを誇りに思っています。今後も安定してプレーできることを祈るばかりです。
練習中も、若い選手の相手をする時は、挑戦する態度で挑んでいます。勝利への飢えがあります。これからも歳を取っていきますが、私達の気持ちは他の選手と同じくらい強いですよ。
ベストラリー集
アッサン・セティアワンのエグいラリー集です。ペア第1期の頃のラリーも含まれているので、今のプレースタイルと比べてみてください。
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