こんにちは!
さて、今回はバドミントンのルールに関する情報をまとめていきたいと思います!
この記事のテーマは「サーブの重要性」です!
バドミントンのサーブ
サーブというのは、ラリーを始める時に一番初めに打つショットのことです。サーブを打つ人をサーバー、サーブを取る人のことをレシーバといいます。バドミントンに限らず、テニス、卓球、バレーボールなど球技はサーブから始まりますよね。
バドミントンのサーブが他の球技と異なるのは、バドミントンはサーブする側が不利なスポーツということです。テニス、卓球、バレーなんかはサーブがつよい人が相手だと何点も連続で点数が取られてしまいますよね。テニスとかは、サーブで攻撃的なショットを打てるんですよね。
バドミントンでは、サーブを打つ時に肘より下の位置で打たないといけない、手首よりも低い位置で打たないといけない(つまりラケットを立てた状態ではなく、寝かせた状態で打たないといけない)というルールがあるんですよね。
参考動画:[Competiton Rules] Foul of the game
そうすると、いくら大柄な選手だとしても高さ155cmのネットよりも高い位置からサーブを打てることが出来ないんです。腰の高さが155cmより高いって化物ですからね笑 ネットよりも低い位置からショットを打たざるを得ないため、どうしてもサーブ側が不利になってしまうんですよね。
もしバドミントンのサーブが頭上から打ってもOKだとすると、試合にならないと思います笑。ネット前からスマッシュのようなショットを打たれるとレシーバは何も出来ませんからね笑。バドミントンの試合を成立させるという意味でも大切なルールですね!
男子ダブルスだとサーブの返球でプッシュを打たれてしまって失点したり、女子シングルスだと甘くなったサーブをスマッシュで決められてしまうなど、攻撃されにくいサーブは試合に勝つために非常に重要なポイントです。
サーブの打ち方にも色々合って、フォアハンドで打ったりバックハンドで打ったりがあります。最近は女子シングルス以外でフォアハンドサーブは見かけなくなりましたね。
サービスポイント制とラリーポイント制
バドミントンのルールは2006年に大きく変わっています。
今はラリーポイント制といって、ラリーに勝ったほうに点数が入ります。よくバドミントンの試合の開催ルール欄なんかに「21点3ゲームのラリーポイント制」なんて書いてあったりします。
2006年より前はサービスポイント制で試合を行っていました。サーブ権を持っている状態で(要するに自分がサーバとしてラリーが始まった場合に)ラリーに勝たないと点数が入りません。サーブ権を持っていない状態でラリーに勝つと、先ずサーブ権が手に入ります。得点するにはその状態で更にラリーに勝たないといけないわけです(ちなみに私はサービスポイント性は経験したことはありません笑)。
なのでサービスポイント制の時代では、中々点数が入らずに試合時間が非常に長くなったということも合ったようです。それだとテレビ放映などに支障が出るということで、ラリーポイント制に移り変わったそうです。サービスポイント制だと、お互いにサーブ権を奪い合うだけで点数が入らない、なんてことも起きますからね〜
このラリーポイント制が導入されてから、バドミントンでのサーブの意味合いは大きく変わりました。それまではサーブでミスったとしても失点にはなりませんでしたが、ラリーポイント制ではサーブミスが即失点となります。また自分がサーブ権を持っていてもラリーに負けても即失点となるため、ラリーを有利に進められるようなサーブをすることが求められるようになりました。なるべく攻撃されないようなサーブが主流となったんですね。
その結果、男子の試合ではほぼすべての選手がロングサーブではなくショートサーブを使っています。男子選手の場合、スマッシュの威力があるためロングサーブだとサービスリターンでラリーが決まってしまう可能性が高いからですね。女子ダブルスも同じ理由でショートサービスが主流ですね。
女子シングルスの場合は、ロングサービスを使う選手もいればショートサービスを使う選手もいます。女子選手の場合、コートの後ろからのスマッシュが一発で決まることは少ないため、ロングサービスも選択しとして残っています。選手によっては、試合の中でサーブを切り替えたりもします。相手に対する撹乱だったり、自分の調子に合わせて変えたりするみたいです。
終わりに
バドミントンのサーブは、打つ側が不利になる珍しいルールです。さらにラリーポイント製の導入もあり、現在のバドミントンでは、攻撃を受けずに自分が有利になるようなサーブを打つことが求められています。プレイヤーの中には、サーブの習得に苦労した方もいるのではないでしょうか?
数年前にサーブに関して新しいルールが適応されたため、バドミントンのサーブにはまたいろいろな変化が起きています。サーブは割と地味なショットですが、試合を見る際に注目してみても色々発見が合って面白いでしょう。
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