バドミントンのペナルティをまとめてみた

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豆知識
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こんにちは!

今回は、試合中に起きうるペナルティについて紹介していきます!

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バドミントンのペナルティ

市民大会や国内の試合だとあまり見かけませんが、国際試合だと選手が審判から注意を受け、イエローカードやレッドカードをもらうという場面に出くわします。

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サッカーのイエローカードやレッドカードと同じで、基本的にイエローカードは警告で、「今の行為はルール的にダメだからもうやらないでね」という意味合いです。

イエローカードをもらったにもかかわらず、同じような反則行為を繰り返すとレッドカードをが出されてしまいます。サッカーではレッドカードは退場扱いですが、バドミントンではレッドカードはフォルト扱いになって、相手に1点が加算されます。それでも反則行為を繰り返していると失格になってしまいます。

バドミントンレッドカード特集

YouTubeにあるバドミントンのレッドカード集を紹介します。

1つ目のシーンは相手のマッチポイントでシューズを脱いで時間稼ぎをしていたところにレッドカードが出されてしまった様子です。マッチポイントで試合の流れを変えるためとか相手の集中力を切らすために汗を拭いたりする許可をもらうことってありますが、シューズを脱ぐのはやりすぎですね。試合の遅延行為はルール違反なので審判が注意をしていますが、それでもプレーを再開しなかったためレッドカードとなり、フォルトで相手に得点が入って負けてしまいました笑 レッドカードで負けてしまうって悲しいですね。

2つ目はスペインのマリーン選手がレッドカードを貰ってしまう場面です。マリーン選手がシャトルをネットにかけてしまった後、シャトルを拾いに行く前にコーチにアドバイスを求めに行ったため、試合の遅延行為とみなされイエローカードをもらっています。同じようなことを繰り返していたため、レッドカード2枚をもらってしまい失格になってしまったようです。

という感じで、バドミントンでのレッドカードは試合の遅延に関することが多いです。

ギリギリで戦っているところにカードをもらってしまうのは、集中が乱れたりと選手の精神面に良い影響を与えないですよね。カードによって試合の流れが大きく変わってしまうということもあります。

紹介した動画の4つ目の場面は奥原選手と中国のワン・シーシャン選手との試合なんですが、これ2016年の全英オープン決勝です。しかも激戦のファイナル終盤での出来事で、奥原選手が18-17で1点リードの場面です。試合を見ていたときは、「このタイミングでレッドカード!?」とビックリしたのを覚えています。ワン・シーシャンがレッドカードでフォルトになり、19点目が奥原選手に加算されました。このレッドカードが試合結果に大きく影響したことは間違いありません。この後奥原選手が21-19でファイナルセットを取り全英OPの初優勝を成し遂げています。

バドミントンの反則行為

ラリー中以外でのバドミントンの反則行為はバドミントン競技規則16条に書かれています。

ちょっとだけ競技規則を覗いて確認してみましょう。

以下競技規則より抜粋です。

第16条 プレーの継続、不品行な振舞い、罰則

第4項  プレーの遅延 

⑴ プレーヤーはどんなことがあっても、体力や息切れを回復 できるように、または、アドバイスを受けるためにプレーを 遅らせてはならない。

 

第5項  アドバイスとコートを離れることに関して

⑵ プレーヤーは本条第2項のインターバルを除き、マッチ(試合)中、主審の許可なしにコートを離れてはならない。

 

第6項  プレーヤーは次の行為をしてはならない。

⑴ プレーを故意に遅らせたり中断したりすること

⑵ シャトルのスピードや飛び方を変えるために、故意にシャトルに手を加えたり破損したりすること

⑶ 見苦しい服装でプレーをしたり、審判員や観客に対して横柄な振舞いをしたりするような、下品で無礼あるいは不適切 な態度、言動

⑷ ラケットや身体でネットなどのコート施設を叩くとか、耳障りな掛け声や叫び声を発するなど、競技規則を越えた不品 行または不快な行動

紹介した動画をご覧になった方は解ると思いますが、プレーの遅延行為によるフォルトが多いです。特に試合終盤や自分が不利な状況にあるときは、無意識的に遅延行為をしてしまったりするので注意しましょう。

つぎは反則行為が会った場合にどうなるかというルールです。

第7項  違反に対する処置

⑴ 本条第4項⑴、第5項⑵、第6項のいかなる違反に対しても、主審は、次の処置をとる。 

  ①違反したサイドに警告をする。 

  ②一度警告を受けた後、再び違反した場合は、そのサイド をフォルトにする。 

  ③目に余る不品行な振舞い、執拗な違反、あるいは、本条第2項の違反には、その違反したサイドをフォルトとする。 

⑵ 本条第7項⑴②及び③に関する違反については、主審は直ちにレフェリー(競技委員長)に報告する。レフェリー(競技委員長)は違反したサイドをそのマッチ(試合)から失格させることができる。

①はイエローカードで、②がレッドカードの項目ですね。③がマリーン選手の様に失格にかんするルールです。

ルールを守って楽しい試合を!

バドミトンで反則を取られてしまうことは国際試合や国内のトップ試合でないと中々ないので、バドミントンでもレッドカードや失格があるということを知らなかった人も多いのではないでしょうか。

市民大会などで警告やレッドカードをもらうことは中々無いため、気付かないうちに反則行為を取ってしまいがちです。ですが、競技としてバドミントンをやる以上、ルールは守る必要があります。

ルールを守って楽しくバドミントンの試合をしていきましょう。

 

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