みなさんこんにちは。管理人のシャトラーです。
先日、桃田選手の獲得賞金に関するニュースが話題になりましたね。
日本円に換算すると、約5575万円。昨年、世界のバドミントン界でトップだった桃田は、プロ野球の日本選手の昨季の平均年俸(3985万円)よりも稼いだことになる。世界バドミントン連盟は「最も成功した選手になった」とたたえた。
(朝日新聞より引用)
皆さんはこの賞金額をみてどう思いましたか?私はもう少し貰っててもいいんじゃない??と思いました。
今回は、バドミントンの賞金について色々考えたことをまとめました。
2019年 年間賞金王は桃田賢斗
2019年の年間成績では、桃田選手は11大会で優勝しています。この年間11大会優勝は、2010年にマレーシアのリー・チョンウェイが打ち立てた年間10勝を破る、バドミントン界の新記録です。
もちろん、2019年でバドミントンの全5種目を通しても圧倒的な成績です。桃田選手は男子の年間最優秀選手に選ばれています。
その桃田選手の年間獲得賞金は約5500万円です。
約10年ぶりの新記録にしては賞金額少なくない?
ちょっと夢がないよな〜
世界のトップ中のトップで、ようやくプロ野球選手の「平均」年俸を超えるわけですからね。バドミントンの賞金は年々増加しているようですが、まだまだ低いと思います。
他の選手の獲得賞金額はどれくらいか気になったので、BWFから発表された2019年の年間獲得賞金ランキングを調べてみると(1ドル=110円で計算)、
- 桃田賢斗(5575万9000円) MS
- 陈雨菲(4266万6250円) WS
- 戴資穎(3384万7000円) WS
- 郑思维・黄雅琼(2895万2000円ずつ) XD
- 山口茜(2741万9920円) WS
- ギデオン・スカムルジョ(2698万4100円ずつ) MD
- 周天成(2580万7100円) MS
- 陈清晨・贾一凡(2377万4410円ずつ) WD
- アッサン・セティアワン(2202万5300円) MD
でした。BWFの記事はこちらから。
このランキングを見た管理人は
バドミントン選手の賞金額って全体的に低くないか!?
と思ってしまいました。
このランキングに載っている選手は世界中のバドミントン選手のトップに立つ存在で、いわばバドミントンの顔であるわけです。それほどの存在なのに、年間獲得賞金が現状で1億もない、というのはバドミントン界にとってあまりよろしくないんじゃないかなと。
お金が全てではないけど…
当たり前ですが、お金のためにバドミントンをしている選手はいないと思います。どの選手もバドミントンが好きだからやっているわけですし、自分の為だったりファンの為に厳しい練習に耐え、プレーをしているわけです。お金が一番大切というわけではありません。
ですが、やっぱり賞金の額というのは大切です。賞金の額は、そのスポーツの人気度を表すバロメーターだからです。
人気があるスポーツは儲かる
スポーツの賞金は、スポンサー料や放映料などが主な収入源となっています。沢山の人が見れば見るほど、多くの企業がスポンサーをし、世界中のテレビ局で放映されるようになるため、その分選手が受け取ることの出来る賞金も増えます。賞金が多いスポーツはそれだけ儲かっている、経済効果が高いスポーツというわけです。
そういう人気スポーツだと、競技人口がどんどん増えていきます。競技人口が増えるということは、それだけトップに勝ち上がるのが難しくなり、全体的に競技のレベルを底上げにつながります。競技レベルが上がると、更に人気が高まり、競技人口が増え…と好循環が生まれます。
賞金の高いスポーツは、それだけレベルの高いプレーや試合が見れると言っても過言ではありません。バドミントンでももっとスーパープレーを見たいと思いませんか?そのためには、賞金が上がっていくことが必要だと管理人は思っています。
逆にもし、あるスポーツが儲かってない場合だとどうなるでしょうか。儲からないので、そのスポーツのメディア露出は減っていきます。メディア露出が減ると、そのスポーツを見る機会が減るので皿人気が下がってしまいます。人気が下がると、競技人口も減ってしまい、結果として競技レベル低下につながります。競技レベルが下がると「なんか最近おもしろくないな…」と思う人が増え、更に人気が下がり…と悪循環になります。
スポーツ人気のデフレスパイラルだ
バドミントン界の賞金も増えて欲しい
スポーツの賞金額というのは、そのスポーツの未来がどうなるかを表していると言っても良いでしょう。
バドミントンの賞金が他のスポーツに比べて低いということは、バドミントンの人気が他のスポーツに比べて低いことを意味しています。
バドミントンが大好きだから、もっと人気になって欲しい!!
幸い、バドミントンの賞金は年々上がってきている、つまりバドミントンの人気は年々高まってきているわけです。
ですが、私としてはまだまだ人気が足りないと感じています。
野球やサッカーは、日本代表の試合以外でも、甲子園や高校サッカー、プロ野球やJリーグなんかもテレビで無料で放送されています。
バドミントンも少しずつテレビ放送がされるようになってきましたが、野球やサッカーの人気に比べればまだまだですよね。
バドミントンも、今後は賞金が上がって、人気が上がって、もっと賞金が上がって、もっともっと賞金が上がって…となっていってほしいです。
まとめ
バドミントンの賞金ニュースについて今回は考えてみました。
管理人としては、バドミントンの賞金はまだまだ低いと思っていて、今後も上がり続けていってほしいなと願うばかりです。
賞金も人気も上がって、バドミントンが多くの人に愛されて、楽しまれるようにになるといいなと思う管理人でした。
コメント
初心者です
こくさいたいかいにでるには
何すればいいですか