今回紹介する動画は、2010年3月9日〜3月14日にかけて開催された全英オープン 男子シングルス準々決勝の試合です。この大会はちょうど100回目の全英オープンでした。2010年の全英オープンといえば、日本の田児賢一選手が初めて決勝に進出した大会でもありますよね。
さて動画の対戦カードは、第4シードから勝ち上がってきたインドネシアのタウフィック・ヒダヤットと1999年の覇者であるデンマークのピーター・ゲートとの一戦となりました。
ヒダヤットは当時28歳で、試合当時は世界ランク3位。1999年に弱冠17歳にして全英オープンの決勝に初めて進出した経験を持っています。ゲートは試合当時は33歳。1999年はそのヒダヤットを下して全英オープン初優勝を達成しています。
ヒダヤットは16歳から国際大会に出場し、オリンピックや世界選手権の優勝を含めて21のタイトル(当時)を獲得していますが、全英オープンでの優勝はまだありません。ゲートの方は4つのスーパーシリーズでの優勝を含む35回の優勝経験者。1999年以来の優勝を目指します。
各セット終盤での強烈な打ち合いは見事ですね〜 ゲートも33歳とは思えない動きです!
試合後半で微妙なジャッジがあって、それが試合の流れを決めてしまったのがちょっと後味悪いですね… この年の全英オープンは微妙な判定が多かったように思います。チャレンジシステムがない時代だったので仕方ありませんが、選手からしたらやめてほしいですよね。
それはさておき、なかなかない大接戦の試合です!1時間半くらいありますが、ぜひ最初から最後までご覧ください!
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