image ©Pierre-Yves Beaudouin (Licensed under CC BY 4.0)
バドミントンといえばリー・チョンウェイ。
そう言っても過言ではないほど、リー・チョンウェイはバドミントン界を代表する選手でした。
連続237週を含む、トータル310週に渡り世界ランク1位の座に君臨しており、世界トップのなかでも頭一つ飛び抜けた存在でした。
そんなリー・チョンウェイですが、彼にとって2011年〜2012年が19年のキャリアでベストの年だったと考えているようです。
2011年の世界選手権と、2012年のロンドンオリンピックで決勝に進出しています。惜しくも、両方とも中国のリンダンに負けてしまうのですが。
同じ頃のリンダンも化物級に強いですからね。
ただ、覚えておいてほしいのがロンドンオリンピックの3ヶ月ほど前にリー・チョンウェイは足首の怪我をしているんですよね。それでもあのレベルのパフォーマンスだったんです。勝負の世界にたらればはありませんが、もしも万全の体制でオリンピックに臨めていたらどうなっていたか・・・
リー・チョンウェイは中国のメディアに対して次のように語ったそうです。
(2011年の世界選手権決勝と2012年のオリンピック決勝の)2つの大きな大会でリンダンに負けたけど、2011年の僕のほうが2012年よりも強かったと思う。
オリンピックの数ヶ月前に怪我をした時は、オリンピックでプレーできるとは思っていなかった。
選手村についた日もまだ怪我は完治していなかったんだ。試合の前日に主治医と理学療法士と話し合った結果、痛み止めを飲まなければならなかった。
1回戦目のフィンランド選手との試合には苦戦した(ヴィル・ラングとの試合でファイナルセットまでもつれ込んだ)。そこから、ゆっくりと自信を取り戻していったんだ。
同じインタビューで、リンダンとのエキシビションマッチでの再戦について語っています。
エキシビションマッチは絶対出来ると思うよ!
でもリンダンが引退するのを待ってないといけないね笑
最後に会った時、どうやったら将来バドミントンをもっと人気のスポーツにできるかについて話し合ったんだ。様子を見てみよう。
リンダンとリー・チョンウェイが最後に試合をしたのは2018年の全英オープン準々決勝でした。その3ヶ月後、リー・チョンウェイは鼻のガンの診断を受け引退してしまいました。一つの時代が幕を下ろした瞬間でしたね。
最近ふたたび話題になっている11点5セットマッチのシステムについてもこう述べています。
個人的な見解だけど、もしBWFが11ポイント制を導入するのであれば、主な理由はテレビ局に便宜を図るためとより多くの商業収入を得るためと考えているよ。
まあ、15点制が一番バドミントンの魅力を引き出してくれると未だに思っているけどね。
リー・チョンウェイは15ポイント制と21ポイント制で戦ったことのある選手なんですよね。もともとは15点3セットでやっていたので、そっちの方が好きらしいです。
リー・チョンウェイ vs. リンダンのエキシビションマッチ、めちゃくちゃみたいですね。
私は2人の試合を生で見たことないんですよね〜!
ジャパン・オープンで2人が試合をしたのは、2007年の準決勝、2010年の決勝戦、2015年の2回戦ですね。
いやーこの試合を現地で見に行った人は本当に羨ましいです😭
いつか日本でもエキシビションマッチが開催されるといいですね!ヨネックスさん、是非お願いします!!!!
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