中国バドミントン ユニフォームの謎!リンダンは星5つ?

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豆知識
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今日は面白い豆知識を紹介したいと思います!
中国選手のユニフォームにまつわるお話です!

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ユニフォームに描かれた星の意味

中国選手のユニフォーム背面に5つの星がついているのを見たことはありませんか?2016年ごろのユニフォームから背面に星が描かれるようになりました。

単純にデザインかな〜と思ってみていたのですが、どうもちゃんとした意味が合ったようです。

たしかによーーく見てみると、選手によって星の色が違いますよね。

実はこれ、バドミントンのオリンピックや世界選手権で優勝した大会の種類を表しているそうなんです!星の数にカウントされる大会は、

  1. オリンピック
  2. 世界選手権
  3. ワールドカップ
  4. トマスカップ(男子選手の場合)  / ユーバカップ(女子選手の場合)
  5. スディルマンカップ

の5つで、それぞれの大会で優勝するごとに背中の星が増えるらしいです。

ただ、現在バドミントンのワールドカップは開催されていないため(1979〜1997年までIMGにより開催された後、2005年と2006年にBWFにより開催された)、今の選手は最大で4つの星を獲得できることになりますね。星の数ルールが当てはまるのは選手だけではなく、中国コーチの服の背面にも星が書かれています。現役時代に優勝した大会の種類が反映されているみたいですね。インターバルなどでコーチがカメラの近くに来ている時に確認してみてください!

歴代中国選手の星の数は?

5つ星の選手

5つの星をコンプリートしている中国選手は、リンダン、フー・ハイファン(Hu Haifeng)、カイ・ユン(Cai Yun)、ガオ・リン(Gao Ling)、ガ・フェイ(Ge Fei)、グ・ジュン(Gu Jun)、ツァン・ジェウェン(Zhang Jiewen)、ヤン・ウェイ(Yang Wei)がいるみたいですね。それぞれの選手の5大会での優勝経験は次のようになっています。

リンダン


オリンピック:2008、2012
世界選手権:2006、2007、2009、2011、2013
ワールドカップ:2005、2006
トマスカップ:2004、2006、2008、2010、2012、2018
スディルマンカップ:2005、2007、2009、2011、2015

フー・ハイファン


オリンピック:2012、2016
世界選手権:2006、2009、2010、2011
ワールドカップ:2005
トマスカップ:2004、2006、2008、2010、2012
スディルマンカップ:2005、2007、2009、2011、2013、2015

カイ・ユン


オリンピック:2012
世界選手権:2006、2009、2010、2011
ワールドカップ:2005
トマスカップ:2004、2006、2008、2010、2012
スディルマンカップ:2005、2007、2009、2011、2013、2015

ガオ・リン


オリンピック:2000、2004
世界選手権:2001(WD、XD2冠)、2003(WD)、2006(WD)
ワールドカップ:2006(WD)
ユーバーカップ:2000、2002、2004、2006、2008
スディルマンカップ:2001、2005、2007

ガ・フェイ


オリンピック:1996、2000
世界選手権:1997(WD、XD2冠)、1999
ワールドカップ:1996、1997(WD、XD2冠)
ユーバーカップ:1998、2000
スディルマンカップ:1995、1997、1999

グ・ジュン


オリンピック:1996、2000
世界選手権:1997、1999
ワールドカップ:1996、1997
ユーバーカップ:1998、2000
スディルマンカップ:1995、1997、1999

ツァン・ジェウェン


オリンピック:2004
世界選手権:2005、2007
ワールドカップ:2005
ユーバーカップ:2002、2004、2006、2008
スディルマンカップ:2005、2007

ヤン・ウェイ


オリンピック:2004
世界選手権:2005、2007
ワールドカップ:2005
ユーバーカップ:2000、2002、2004、2006、2008
スディルマンカップ:1999、2001、2005、2007

それにしても、やっぱり中国はめちゃくちゃ強いですね笑。2005年に開催されたワールドカップは全5種目で中国が優勝しているみたいです[1]http://en.people.cn/200512/19/eng20051219_229136.html より画像引用

2005年ワールドカップ男子シングルス優勝のリンダン

4つ星の選手

ールドカップが開催されていない現在、獲得できる最大の星は4つです。その4つの星を持っている選手はツァン・ナン(Zhang Nan)、チェン・ロン(Chen Long)、ツァオ・ユンレイ(Zhao Yunlei)、ティエン・チン(Tian Qing)、ユ・ヤン(Yu Yang)の5人です。

ツァン・ナン


オリンピック:2012(XD)、2016(MD)
世界選手権:2017
トマスカップ:2010、2018
スディルマンカップ:2011、2013、2015

チェン・ロン


オリンピック:2016
世界選手権:2014、2015
トマスカップ:2010、2012、2018
スディルマンカップ:2009、2011、2013、2015、2019

ツァオ・ユンレイ


オリンピック:2012(WD、MDの2冠)
世界選手権:2011(XD)、2014(WD、XDの2冠)、2015(WD、XDの2冠)
ユーバーカップ:2012、2014、2016
スディルマンカップ:2011、2013、2015

ティエン・チン


オリンピック:2012
世界選手権:2014、2015
ユーバーカップ:2012、2014、2016
スディルマンカップ:2009、2011、2013

ユ・ヤン


オリンピック:2008
世界選手権:2010、2011、2013
ユーバーカップ:2008、2012、2016
スディルマンカップ:2009、2011、2013、2015

日本代表の星の数は?

2020年の日本A代表に選ばれている選手の星の数を調べてみました!
結果はこちら!
(星2つ以上の選手だけ表示しています)

桃田賢斗:星2つ


世界選手権:2018、2019
トマスカップ:2014

奥原希望:星2つ


世界選手権:2017
ユーバーカップ:2018

高橋礼華・松友美佐紀:星2つ


オリンピック:2016
ユーバーカップ:2018

星1つの選手

男子選手で星1つの選手は、2014年トマスカップメンバーだった遠藤大由選手、嘉村健士選手、園田啓悟選手がいます。

女子選手では2018年ユーバーカップメンバーだった山口茜選手、高橋沙也加選手、福島由紀選手、廣田彩花選手がいます。

日本代表はまだまだ!?

最大で2個だったので、星5つを取っている中国選手が強かったかがわかりますね。現在の日本も世界トップクラスに強い選手がたくさんいますが、やはり最強だった頃の中国の実績を越すにはもう少し時間がかかりそうです・・・!

まとめ

今回の記事では、中国選手のユニフォーム背面に書いてある星の謎について紹介しました。

バドミントン大国である中国。やはりその実績は侮れないですね。

余談ですが、リンダンのユニフォームには星が描いてあったりなかったりするみたいです。リンダンは今ヨネックスと契約をしていて、ラケットやユニフォームなどはヨネックスから提供を受けているのですが、そのあたりと関係がありそうです。

また、リンダン選手は左腕に星のタトゥーをしています。こっちも5個の星が書いてありますが、これは世界選手権で優勝した回数を表しているんですよ!リンダンがタトゥーをしたのはユニフォームの星が書かれるより前だったので、リンダンのアイデアを中国バドミントン協会が真似をしたのかもしれません!

各選手画像はBWF Fansiteより転載しています。

References

References
1 http://en.people.cn/200512/19/eng20051219_229136.html より画像引用

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